過酷な環境下での亜鉛めっきの補修・延命塗装
淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋は、常に潮風にさらされる過酷な環境下ゆえに、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
完成からおよそ10年が経った1995年、大鳴門橋の照明柱の補修工事が行われました。
橋上の道路を照らす照明灯はもともと亜鉛めっきされていましたが、過酷な環境のため亜鉛の消耗が激しく、点さびが発生。
その防錆対策として、照明柱の中でも特に強度を必要とする照明灯取り付け部と土台部分の補修にローバルが使用されました。
補修工事から8年後の現場視察においても、さびの発生は見受けられませんでした。
現場で確認した進入禁止柵の様子です。
亜鉛めっきされた部材と
一般の塗料を塗り重ねた
部材とで構成されている。
亜鉛めっき部材では、さびの発生は見られないが、一般塗料部分では塗膜剥離箇所からのさび発生、および鉄が完全に腐食している箇所が見られる。
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